Pythonモジュールpyorick(工事中)

ピョリックとは

・Pythonのモジュールとして実行できるyorickです。
・Pythonからyorickをサブプロセスとして起動します。

ピョリックの長所

・Yorickデフォルトの関数だけでなく自分で作った関数も使えます。
・Pythonには数値計算用のnumpyやscipyが既にありますが、scipyの描画モジュールmatplotlibは2次元志向でアニメーションも速くないので、pyorickを使うとアニメーションや3次元可視化が速く快適になると思います。
・Pythonのプロンプトとyorickのプロンプトの間を移ることもできます。

ピョリックの短所

・使ってる人が少ない?

ピョリックのインストール

・yorickのバージョンがyorick-2.2.04以降のものである必要があります。
・python2版、python3版の両方がありますが、私が作ったマウス制御関数はpython3を使用します。

Ubuntuの場合


sudo apt install python3-pyorick

他のOSの場合

ソースプログラムを作者のgithubのサイトで入手し、それをコンパイル+インストール。

ピョリックの使い方

・David Munro氏による使い方の簡単な解説(英語)

重要なコマンド


・yorickの起動:
yo=Yorick()


・yorick側の変数にvalueを代入:
yo.v.「変数名」=value
yo.v.x=10 とか。

・void型の関数を実行:
yo.c.「コマンドまたは関数名」(「引数」)
例えばyorickでの window,0 は、 yo.c.window(0) になります。

・値を返すの関数を実行:
value=yo.e.「コマンドまたは関数名」(「引数」)
例えば x=yo.e.sin(0.5) とか。配列の初期化をyorick側でやることもできます: x=yo.e.span(0,1,10) 

・yorickのプロンプトに移動:
yo()
yorickのコマンドがそのまま使えるようになる。

・yorickのプロンプトを抜けてpythonプロンプトに戻る:
py