２次元グラフ

２次元グラフ（工事中）

以下の解説は私のカスタマイズ用ファイルの使用を前提とします。

描画関数

・曲線:plg
・凡例付き曲線:plgl
・関数プロット:fp
・塗りつぶし等高線:plfc
・等高線:plc
・棒グラフ:plh
など（追加予定）

その他の関数

・ウィンドウの生成とサイズ変更など:win2
・画像の保存（ps,eps,png）:hcpng
・画像の保存（描画領域をそのままpngで保存）:outpng
など（追加予定）

plg:曲線

plg,y,x,color=,width=,type=,marks=,closed=;

y: ｙ座標（１次元ベクトル）
x: ｘ座標（１次元ベクトル）
color=: 線の色（char型の数、またはベクトル[r,g,b]。ただしr,g,bはそれぞれ0-200までの整数に対応）
width=: 線の太さ（自然数）
type=:線の種類[１（実線）、２（破線）、３（点線）、４（一点鎖線）、５（二点鎖線）]
marks=:線をアルファベット表示(整数)

win2,400,400;   /* ウィンドウを表示（既に表示されている場合は不要） */
x=span(0,4,128);   /* 0〜4まで等間隔に128点とりxに格納 */
y = sin(x^2);   /* yをxの関数値として格納 */
fma;   /* キャンバスのクリア */
plg,y,x,color="blue",width=3,type=1;  /*_/_/_/_/ 曲線の描画  _/_/_/_/*/
limits;   /* 最大表示にする  */

補足

色はwhite,gray,yellow,purple,cyan,blue,green,red,blackがそのまま使えます。

plgl:凡例付き曲線

plgl, y, x, legend=, color=, type=, width=, marks=, closed=

legend=:凡例として表示する文字列
他の引数、キーワードはplgと同じ

外部パラメータ

my_legend_side ["right" or "left"]:凡例の表示位置
my_legend_outside [0 or 1]:凡例の表示を枠の内側(0)又は外側（１）にする

win2,400,400;   /* ウィンドウを表示（既に表示されている場合は不要） */
x=span(0,4,128);   /* 0〜4まで等間隔に128点とりxに格納 */
y = sin(x^2);   /* yをxの関数値として格納*/
fmal;   /* キャンバスと凡例情報のクリア */
plgl,y,x,color="blue",width=3,type=1,legend="sin(x^2^)";
 /*######## 曲線の描画  ########*/
plgl,2.0*y,x,color="red",width=3,type=2,legend="2*sin(x^2^)"; 
 /*######## 曲線の描画  ########*/
limits;   /* 最大表示にする */
scaley,0.7,side=2; /*y軸方向のスケーリング*/
xyt,"x-axis","y-axis"; /* 軸の名前を表示　*/

補足

scaley,0.7,side=2でy軸方向の両側、side=1で上側、side=0で下側に描画範囲を広げます。
scalexはx軸方向に同様の操作を行います。
scale,0.7とすると、ｘ軸方向とｙ軸方向の両側で描画範囲を広げます。

描画の前に

my_legend_outside=1; my_legend_side="right";

としておくと、以下のグラフになります．

凡例を左内側にしたい場合は

my_legend_outside=0; my_legend_side="left";

とすれば、以下のグラフになります．

fp:関数プロット

legend=:凡例として表示する文字列
他の引数、キーワードはplgと同じ

win2,400,400;   /* ウィンドウを表示（既に表示されている場合は不要） */
fmal;   /* キャンバスと凡例情報のクリア */
fp,"sin(x)",0,6;
 /*_/_/_/_/ 曲線の描画  _/_/_/_/*/
fp,"1-x^2+0.2*x^3",0,4,legend="1-x^2^+0.2*x^3^";
 /*_/_/_/_/ 曲線の描画  _/_/_/_/*/
limits;   /* 最大表示にする */
scaley,0.8,side=1; /*y軸方向のスケーリング*/
xyt,"x-axis","y-axis"; /* 軸の名前を表示　*/

補足

plfc:塗りつぶし等高線

z:２次元配列
y:２次元配列
x:２次元配列
levs=:境界値のベクトル

win2,400,400;   /* ウィンドウを表示（既に表示されている場合は不要） */
x= span(-3,3,128)(,-:1:128); /* xの値の２次元配列を作る  */
y= transpose(x); /* ｘを転置してｙの２次元配列を作る  */
z= 0.5*sin(3*sqrt(x^2+y^2)+0.2)*cos((x-y+sin(0.1))); /* ｚをｘとｙの関数として計算  */
levs=span(-0.4,0.4,5); /* 等高線の値の設定  */
pal,"heat"; /* 塗りつぶしグラデーションの指定  */
fma; /* キャンバスのクリア  */
plfc,z,y,x,levs=levs; /*_/_/_/_/ 塗りつぶし等高線の描画  _/_/_/_/*/
limits; /* 最大表示にする  */
cbfc,z,levs=levs,ticks=1,label=1; /* カラーバーを表示  */

補足

pal,"パレット名";
で様々なパレットを指定することが出来ます（earth,gray,heat,sunrise,cr,blue,koge,rg,rg2,by,rr,bb,ggなど）。